ここ最近、「SexGen」が消えた!」という話題がSL公式サイトのフォーラムを賑わせ
ています。SexGenというのは、高級エロベッドの商標なんですが、オリジナル商品以外
でこの名を語るものも非常に多く、エロベッド=SexGenと思っている人多数。消えた、
というのは、ベッドが消えたのではなく、ベッドの中に仕込んであるスクリプトが消え
ており、ベッドが機能しなくなっているものがあるそうなんですが、ついに本家SexGen
がリンデンに訴えて、オリジナル以外のスクリプトは消されてしまったのか?と大騒動
に。
おお、これは真相を追究しなければ、と調べたところ、こちらにちゃんとした説明が
ありました。
http://forums.secondlife.com/showthread.php?t=265105&page=1&pp=15&highlight=se
xgen
これを見ると、騒動になっているのは、エロベッドに仕込んであるMLPというスクリ
プト。これはMulti-Love-Poseというオープンソースのスクリプトで、フリーで配布さ
れていたり、再販用商品セットに同梱されていたりして、広く出回っていもの。SexGen
とは全然別物です。これを作った人のはMiffy Fluffyさんという人で、この方はなーん
にも悪いことはしていません。それどころか、このMLPをオープンソースにしてくれた
心の広い人。この人のおかげで、基本的なエロベッドは無料で作れちゃうんですよー。
ところが、Eva Capaliniという人が、このMLPと一緒に、クリエーター用にfull perm
になっていたポーズを同梱してパッケージにしちゃったんですね。そのポーズはあくま
でクリエーターさんのためのものであり、full permのまま配布するためのものではな
かったので、クレームをつけられ、Evaはその販売を中止したのですが、もう後の祭り
。再販用の商品パッケージに同梱されて、かなり出回った上、多くのクリエーターがそ
のパッケージを利用してベッドを作り、販売してしまっているのです。EvaはMLPを同梱
する際に、スクリプトをコピペしたらしく、MLPのスクリプトのクリエーター名はEva C
apaliniになっていますが、中身を開けばMLP - MULTI-LOVE-POSE V1.2 - Copyright (c
) 2006, by Miffy Fluffy (BSD License)という記述があり、Miffyさんが作ったMLPそ
のままになっています。
さらにまずいことに、EvaはこのMLPを「SEXGEN MLP SCIPT PLUS POSES」という名前
で販売。「SEXGEN」は商標ですから、この名を無断で使用してはいけません。そこでリ
ンデンは突然Evaの作ったスクリプトやオブジェクトを消してしまったそうで、多くの
人が「スクリプトが消えた」「ベッドが機能しない」と言い出し、大騒ぎになりました
。各アバターの持ち物(inventory)にはまだコピーが残っている状態なので、スクリプ
トを持っているクリエーターさんの場合はそれを開いてコピーを取り(そのときは、ま
るごとコピーし、冒頭のCopyright (c) 2006, by Miffy Fluffy (BSD License)は必ず
残しましょう)、とりあえず自分のスクリプトとして保存してしまえば問題なく使える
そうなんですが、、、no modifyになっているベッド買ってしまった消費者の方はどう
しようもないですね。クリエーターに頼んで、作り直してもらう他なさそうです。
なお、同じMLPでもクリエーター名がMiffy Fluffyになっていればオリジナル商品な
ので、だいじょうぶ、問題なく動きます。
以上がコトの真相なのですが、EvaがパッケージにSEXGENという名前を入れてしまっ
たばっかりに、SexGenがなくなった!との騒ぎになり、多くのベッド・クリエーターや
家具屋さんが頭を抱えたとか、、、(^_^;
SexGenのクリエイターであるStroker Serpentine氏もフォーラムに登場、Evaに対し
文句を言っていますが、書いているのはそれだけなので、巷のうわさのごとくSexGenと
名のつくその他の商品が消されているわけではなさそうです。
http://forums.secondlife.com/showthread.php?t=264963&page=38&pp=15&highlight=s
exgen
さて、注目の元祖高級ベッドSexGenとは、、、?
手前味噌ながら、ワタシが準備中のお店「HK Night Life Center」で販売中、サンプ
ルが置いてありますので、興味のある方はカップルでお試しください(一人じゃほとん
んど機能しないのね、残念ながら)。
このベッド、!Cyberをというメニューをクリックすると、なにやらセリフも出てくるし、
時にはあんな声やこんな声も、、、なんと親切なことにセリフは日本語に訳しておきましたので、英語苦手でもだいじょうぶ。
場所はこちら
http://slurl.com/secondlife/Feducci/119/145/46
はい、ちゃんと訴えられないように、販売ライセンスを取ってあります。突然消える
ことはありません。ただね、さすが元祖、価格は驚きのL$6999! 自分で販売しつつも
、「どうせ買う人いないだろーなー」と全く売る気なしで、これまで宣伝もしていませ
んでした。「こういうのがあるのよー」と、殿方に刺激を与えるためにサンプルを置い
てあるようなものです。
でもね、もし「よーし、オレが買ってやろうじゃないの」という強者がいらっしゃっ
たら、HimikoまでIMを。是非お友達になってください(^_-)-☆